2012年 01月 13日 | INDIA | Posted by Hayashi

若者の車離れを嘆く一方で、
日本でも車のデコレーション、カスタマイズは大人気。
インドではどうでしょう?

インドの交通事情は、皆さんもう、御察しのように決して良いとは言えません。
はっきり言って悪く、道路のハード面はもとより、ドライブルールという
ソフト面がそれに輪をかけて悪いのが実状である。

自由奔放というのか、ルールに縛られない「運転の様」は、
感動すら覚えるほど。
中央線など、まったく意味を成さず、
クラクションは常になり続け、絶えることはありません。

そんなインドの過酷な道路事情の中で、目に付くのが、デコレーション。
車両の外装に、あれこれ手書きや、ステッカー、ペイントで装飾。
窓には、子供の名前や神様の名前、よくわからない冗談なども手書きされている。

そして独特なのが、昔からの習慣である、神様のダッシュボードへの設置(?)。

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神様を日常の中に取り込む、インドならではで微笑ましい。
商業車両だけでなく、マイカーでも殆どの車がつけている。
祝日には、お花を供える優しさなども印象的である。

これが新車となると、ボンネットにテープで線を引き、
ダッシュボードに幸運の卍が書かれている。

これは事始めには必ずと言って良い程使う幸運のシンボル。
縁起をとても大切にしている。

インドのこの宗教心とデコ心(?)は、おそらく今後デザインにも影響するのか、
はたまた商品企画に生かすべきか気になるところ。

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更に、リアバンパーには、「車間距離を開けてください」、
「(危険な時に)ホーンを鳴らしてください」と、かな~りむなしいメッセージ。
(でも英語で書かれているところが流石、インド)
キズだらけのバンパーは、「装飾」に終わっているのが残念。

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今後、交通事情が良くなるという見込みは皆無だそうですが
(弊社の現地スタッフが、確信もって発言!)、
もし安心、安全な交通事情になった時に、
この神様やデコが消えてしまうとちょっと淋しい感もあり、
ずっとこの喧噪状態が続いてもいいのかな?

Posted by Hayashi

Researcher

イリノイでデザインを学び、米国でデザインビジネスに従事。幅広いアメリカンネットワークを背景に、ヤマト魂もあわせもつ"熱い男"。そのキャラクターを活かして、インドをはじめ新興国でのハードな現場で大活躍。

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