2015年 11月 04日 | | Posted by Kikuchi

最近ひそかに流行している、プライベートな空間での少人数によるイベント。
先日行われた原美術館(東京都品川区)での、ピエール・エルメ・パリ主催の屋外映画上映会「TRAVEL CINEMA」がまさにその様子を表していました。

夜の原美術館.jpg

土曜の夜、美術館の閉館後、ぽつぽつと集まった人たちは、美術館の庭園に案内され、温かく、ほろ苦いショコラショーとチョコレート盛り合わせのプレートを受け取り、各々好きな場所に腰を下ろします。

少しずつ肌寒くなってきた秋の夜空に、ブランケットを提供されて体が温まってきた頃、その上映会がスタート。

原美術館の中庭で.jpg

濃厚なショコラショー.jpg

ピエール・エルメ・パリのスイーツ.jpg

このイベントは、ピエール・エルメ・パリが期間限定で行っているプロジェクト「ARIGATO CHOCOLAT(ありがとうショコラ)」の一環。
東京在住のフランス人アーティストK-NARFとヤマハ発動機株式会社の三輪車スクーターTRICITY(トリシティ)のコラボレーションにより実現したものです。

上映会のコンテンツは、プロジェクトのためにK-NARFが一から手がけた、架空のチョコレートの広告やショートフィルム、TRICITY(トリシティ)の制作過程を記録したムービー。

1分間という短い時間で作られたチョコレートの広告映像は、「無音」。
夜が更けた静かな庭園に、とても静かな時間と映像が流れました。上映後にK-NARFから「音がないフィルムのほうが美しいでしょ」とのコメント。とても印象的でした。

K-NARF氏の手によるショートフィルムの上映.jpg

K-NARFの作品コンセプトは、ネオビンテージ(過去と未来の要素が交じり合った)の世界観。
そのコンセプトにあう、ちょっとアナログで懐かしい風合いの映像に、見ている人が皆、どんどん引き込まれていくのを感じます。

ショートムービー上映後には、K-NARF自らがTRICITY(トリシティ)にまたがり登場。自らが本体に施したアートの解説のあとは、本体に設置した映写機からショートフィルムを再びミニスクリーンに投影し、私たちを二度楽しませてくれました。

K-NARF作・トリシティ映写機.jpg

あっという間の1時間でしたが、チョコレートの温かな後味が残る、素敵な夜の報告です。

Posted by Kikuchi

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カラーデザイン(CMF)のプリンセス。
上海はじめ海外ネットワーク醸成中!

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