2016年 02月 29日 | 福祉 | Posted by ブログ管理者

去る2/19(金)、六本木一丁目のHAB-YU PlatformにてJIDAとトリニティにて開催された第一回福祉・介護アイデアソン。
その会場で、これからの福祉・介護の問題の解決に並々ならぬ関心を持った、デザイン大学生2名が駆けつけてくれ、トリニティ・ソーシャルケアデザインのメンバーとして共にワークショップの運営に奔走してくれた。

デザインを学ぶ立場からこれからの社会に出て行く学生の彼らは一体、どのような関心や問題意識を持っているのだろうか。トリニティの福祉・介護活動である「ソーシャルケア・デザイン」をとおして、それらは常に関心事だった。

今回、ワークショップに運営メンバーとしてご協力頂いた学生2名から当日の率直な感想を頂いたので、ここにご紹介したい。

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カメレオンのように、当事者に成り切ることのできるデザイナーに

ワークショップのお手伝いをさせていただいた、東洋大学の小野塚です。
少し自己紹介をさせていただきますと、私の学部はライフデザイン学部人間環境デザイン学科と言い、人間を核としたユニバーサルデザインを創造し、空間、福祉機器、プロダクトデザインの3つの観点から学ぶ総合学科です。
学校では今回のワークショップに近いアイデアワークも多く行ってきました。
しかしこのワークショップでは、初めて運営側の立場となり、違う角度から物事を見ることで、
新たな発見がいくつかありました。
1つ目は蓮見孝先生のお話にあったホスピタルデザインという領域の知識です。
D(Design)×N(Nursing)=W(Wellness) 看護とデザインが健康を産む
という考え方をします。
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例えば日本の病院では'"静か"が基本ですが、アメリカでは"ノイズ"(うるさいことがいいこと)によって安心感を与えるものとされている病院があります。これを聞いて私は過去の固定観念にとらわれず、人間の本質を見抜くものづくり、環境づくりが今後は重要になると考えました。

2つ目はワークショップを外から見て、各テーブルを周っていると、「食は人を豊かにする」「これは嬉しいだろう」など自分を様々な立場に置き換える声が聞こえてきました。ふとカメレオンみたいだなと、、カメレオンのように自分を当事者に変化させる、これこそ豊かな生活をつくる最も重要なことではないかなあと考えました。
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今回の経験は新たな気づきと出会いのあるものでした。私もカメレオンとなりこれからのものづくりに活かしていきたいと思います。

東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科
小野塚亮祐

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デザインのあたたかさで福祉をより良く

先日は、トリニティ(株)のソーシャルケア・デザインのスタッフとして素敵なアイデアソンの場に参加させていただきました。
私は学生で、普段は個人またはグループでアイデアを出し、発表することで学びを深めています。なので、アイデアソンのようなアイデアが生まれる場を客観的に見ることは、新しい刺激でした。

今回のワークショップのはじまりは、蓮見教授や秋本可愛さんによるお話からでした。
実際に立ってみないとわからないような福祉の現場の様子が共有され、今まで知らなかった目線から福祉の場を見ることができました。
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さて、お話の流れを踏まえて自分が介護を必要になったときにどんな食の体験・経験を提供してほしいかという討議から課題を発見していくかたちでアイデアソンは進みました。アイデアソンが進むにつれて自分に置き換えた意見から、介護を受ける側、する側、
経営側の目線による意見へと発展していき、グループでの意見交換が盛り上がっている様子がとてもよい雰囲気でした。
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そんな中ででたアイデアはどれもクオリティの高いもので、食によるコミュニケーションの可能性を感じました。

デザインのあたたかい風で福祉が人にとってよりよいものになる予感がするワークショップでした。

東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科
内笹井里枝子

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彼ら学生達の感想には、新しい気付きを得たことによる新鮮な喜びや瑞々しさが満ち溢れていた。
こうした機会を継続的に作っていくことで、デザインを通して福祉・介護の未来に向けて、関心を高めていくことがまだまだできるはずと感じた。

これからもトリニティでは継続して福祉・介護アイデアソンを実施していきます。

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