2013年 03月 15日 | INDIA | Posted by Hayashi

デリーでも90年代頃から増え始めた大型ショッピングモールは、ショッピングや食事の目的以外にも、人々の憩いの場として若者にも定番の遊び場になっている。

今回の視察で気になったのが、学校終わりと思われる制服を着た若者(子供達?)である。モール内に有るいわゆるバーのようなお酒を出す場所で、中学生位と思われる子供達がビリヤードを楽しみ、ボーリング場とカラオケボックスが併設されたド派手な施設では、制服を着た女子学生がボーリングを楽しむ姿が見受けられた。

インドの女子高生がボーリング.jpg
カラオケボックスが併設される若者に人気のスポーツバー。
女子学生が制服のままボーリングを楽しんでいる。

因みにインドでは飲酒は25歳からで、店内にも張り紙で「25歳以下にはお酒は提供できない」事を表している。日本なら入店自体が問題になりそうだ。
実際の所、飲酒のルールが守られているのかが問題だ。(この店舗がどうかわからないが)状況は様々なようで、早い子供では14~15歳でお酒の味を知るらしい!

では、この授業を終えた子供達はどのように、このモールに来るのか?

大型モールは大きな通りに面しているものの、メトロの駅が近くに有るわけでもなく、自転車の駐輪場も特に見当たらない。バスで来るのかと思いきや、なんと車で来るそうだ。車で来ると言う事は、運転手がいて送り迎えが有る裕福な子供達?

とんでもない、彼らは中間層の子供達で、なんと自分で車を運転して来るのだ。

免許は?
インドで車の運転免許は18歳から。教習所のような所は有っても、お金さえ出して筆記試験さえ受ければ取得できる免許証の為に有料の運転教習所に通う事はあまり一般的ではないようで、とりあえず免許を取って、それから練習する人も少なくない。逆に免許は無くても運転をこなし、免許を取る頃には既に上級者と言う人もいる。

警察は取り締まるべきであろうが、現地のトリニティのメンバー(インド人)に聞いてみると、あまり取り締まりは無いとのこと。これもインフラ整備の遅れている環境下での移動手段としては仕方がない事なのかもしれない...

ある意味、彼らが若いうちから運転に慣れているからこそ、あのインドならではの「3車線道路に対して、5~6台が並列に走る道路」でも、巧みな運転技術で乗りこなすドライバーが多いのかもしれない。

今年はF1もデリー郊外で開催されたが、チームでは「フォースインディア」があり、ドライバーもインド人のナレイン・カーティケヤンがいる。まだトップチームや優勝争いのドライバーとは言えないが、近い将来、F1マシンもインド製~なんていうチームがあらわれる日もそう遠くないようだ。

このように、若いうちから過酷な道路事情でドライビングテクニックを養っている
ドライバーが、将来、世界の晴れ舞台で活躍する姿を見られる日が来るのが、今から楽しみである。

Posted by Hayashi

Researcher

イリノイでデザインを学び、米国でデザインビジネスに従事。幅広いアメリカンネットワークを背景に、ヤマト魂もあわせもつ"熱い男"。そのキャラクターを活かして、インドをはじめ新興国でのハードな現場で大活躍。

2013年 03月 06日 | セミナー・お知らせ | Posted by ブログ管理者

※募集は終了いたしました。ありがとうございました。

近年、多くの分野で注目を集めているUX(ユーザーエクスペリエンス)。その重要性は理解しつつも、その領域の広さから、どのようなスタンスでどうゴールを見出だすのかについては、なかなか計り知れません。本来のあるべき姿、アプローチ、その評価など、デザイナーや開発等の様々な分野のみなさんが集まり、討論することでこれからのUXの「すがた」・「かたち」・「心地」を皆で探っていくそんな、全員参加型の座談会を開きます。

■プログラム概要
これからのUX(ユーザーエクスペリエンス)に関する情報交換ディスカッション
※プログラム概要は、変更となる場合があります。

■想定対象者
・UXデザインの最新情報に興味がある方
・製造関連企業におけるUXデザインの取り組みに興味がある方
・UIからUXへのバリューチェンジに挑戦している方

事業会社でUI・UXの組織に所属している方、そしてUI・UXの専門フリーランス・ファーム&個人事務所に所属している方等を対象とさせて頂いております。


■概要
開催日時:2013年4月18日(木)
申込締切:2013年4月5日(金)
場所:弊社会議室(東京都千代田区)
開催時間:2時間
参加費:当日現金お支払い 2,000円(税込/1名様)
(おもてなしお茶付き)
定員:8名
※お申込多数の場合は抽選となります。
座長:トリニティ㈱デザインプロデューサー 深澤 秀彦

お問合せ:トリニティ(株)
Tel: 03-5211-5150 E-mail: info@trinitydesign.jp
トリニティ事務局(岡村)まで

Posted by ブログ管理者

2013年 03月 01日 | CHINA | Posted by Hayashi

皆さんも「人民広場」と言えば、上海の繁華街の中心地であり、仕事に観光に訪れた時も目印や基点として訪れる場所ではないかと思う。それもそのはず、御存知の方も多いと思うが、人民広場は地図上でも基点であり、主要施設の位置は人民広場からの距離で示されており、地下鉄の中心でもある。そんな人民広場は今、他の目的でも中心になっている。

早朝の太極拳や社交ダンスの練習は、朝の5時位から始まる。その多くは、年配の方々が楽しんでいるようだ。練習を続け上手になるとグループの指導者となり、自分の技を見せる発表の場になっている。つまり、人民広場はエクササイズのメッカ、社交の場としてだけでなく、「晴れ舞台」と言う重要な意味をもつ。

また、興味深いことに、この場所は時間や曜日によってその目的が多様化する。
平日の昼は、観光に訪れた外国人や昼食をとる若者が集う。
そんな中、目にはいってきたのが、おじさんグループが広場内に点在するテーブルに座り、何かに夢中になっている光景。
よく見るとカードゲーム(ポーカー?)をしている。聞いた話によると、定年退職した人達が、集まって楽しんでいるとか。殆どが男性であるが、中には男勝りのおじさんの様なおばさんも混じっている!?
決まって4人が対決し、さらに大勢のギャラリーがそれを取り囲む。
その姿から、注目の的になる事は一つの優越感と言うか、ゲームに勝つこと以上の価値があるように感じられた。

中国人民広場の外国人観光客.jpg
大都会の中の広大な自然と中国庭園は外国人観光客にとっても憩いの場。
散歩を楽しむ姿が見受けられた。

中国人民広場で昼食をとる若者たち.jpg
多目的公園ならではの風景。昼食をとる若い女性グループやカップル、
昼の休憩時間を有意義に過ごすサラリーマンが公園内の自然をたのしんでいる。

中国人民広場でおじさんがカードゲーム.jpg
ギャラリーに囲まれてタダならぬ雰囲気が漂う中、カードゲームを楽しむ
おじさん達。真剣勝負でかなり白熱しているようだ。

同様にかたわらでは、ベンチに取り囲まれたちょっとした広場で、おばさんグループがダンスを披露し、そのピッタリ息の合った動きや可愛らしさについつい目を奪われる。通行人が立ち止まって見学したり、撮影をしている。彼女達も、注目される事で誇らしげだ。ここでもこの広場は「晴れ舞台=ステージ」となる。

中国人民広場でおばさんがダンス.jpg
息ぴったりで踊るおばさまトリオ。通行人もついつい、写真を撮ってしまう。

今回の出張では残念ながら、週末に重ならず見る事ができなかったが、日本でもニュースになっていた未婚の子供を持つ親が子供のプロフィールを持ち、広場に集まり見合い相手を探す姿。今回のワークメンバーの、現地のうら若き独身女性スタッフは、以前その場にたまたま紛れ込んでしまい、息子の結婚相手を探すおじさん(=父親)に付きまとわれ大変な思いをしたそうだ。

このような婚活が激化する背景には御想像の通り、中国も日本同様、婚期が遅くなっている事が関係している。その要因としては国家政策や経済発展、西洋文化の浸透などを挙げることができるが、私見としてあえて一つ理由を付け加えるなら、今まで以上に女性の社会進出が進み自立した女性が増えていることと、一人っ子政策のために苦労をしたことがない、より優しく、おとなしくなった、いわゆる日本同様の草食系男子が増えていることが関係しているのではないか。その結果、女性が結婚相手に求める条件はますます厳しくなり、婚期も遅れることとなる。

一人っ子政策の影響で男性の数が多く、結婚が困難なのは男性かと思いきや、実は、上海では女性の晩婚の方が深刻化しているそうだ。中には、再婚を望む年配の女性自らが週末の人民広場で婚活している事もあるらしい。

広場での婚活とは日本人の我々からすると、かなり大胆な戦略でなかなか勇気がいるが、このようなアナログな方法が果たしてどれ位の効果があるのかも気になる。

このように婚活を始め人民広場が、今や「お披露目文化」の中心地にもなっている訳だが、今後それがどう移り変わっていくか次回の出張が楽しみになってきた。

Posted by Hayashi

Researcher

イリノイでデザインを学び、米国でデザインビジネスに従事。幅広いアメリカンネットワークを背景に、ヤマト魂もあわせもつ"熱い男"。そのキャラクターを活かして、インドをはじめ新興国でのハードな現場で大活躍。

2013年 02月 05日 | セミナー・お知らせ | Posted by ブログ管理者

※募集は終了いたしました。ありがとうございました。

ユーザーインサイトや未来予測の重要性が問われ、現在もあらゆる試みがなされています。その中で「デザイン」というポテンシャルパワーによりこれを具現化し、明日の市場を読み解く「鍵」とするケースが注目されています。

本セミナーでは、トリニティならではのデザインリサーチを紹介しつつ、マーケティング・商品企画の参加者の皆様と共に従来や新たな調査アプローチの有用性や調査活動そのものを「イノベーション」に導くための方策を考えたいと思います。

■プログラム概要
1.消費者価値観をインサイトする 
  ~デザイン現象の定点観測から見えてくるもの~
2.人の気持ちの予兆を掴む
  ~価値観と事例収集からの未来予測~
3.変わるもの&変わらないもの
  ~新興国ならではの時間軸の考え方~
4.イノベーションのために「しくみ」を変える
  ~小さなアクションで出せる効果~

■想定対象者
・企業のマーケティングおよび商品企画のご担当者、マネージャーの方
・企業のブランドマネージャー、事業責任者の方、管理者の方

■概要
開催日時:2013年3月7日(木)
     16:00~18:00
申込締切:2013年2月22日
場所:弊社会議室(東京都千代田区)
講演時間:2時間(質疑応答を含む)
※セミナー終了後、1時間ほど意見交換会を予定しております。
定員:10名
※お申込み多数の場合は抽選となります。
参加費:当日現金お支払い 3,000円(税込/1名様)
※領収書を発行します。
講師:トリニティ(株) Research Division シニアリサーチャー 三木隆司 ほか

Posted by ブログ管理者

2013年 02月 01日 | セミナー・お知らせ | Posted by ブログ管理者

※募集は終了いたしました。ありがとうございました。

<初心者向け>

サッカーワールドカップやリオデジャネイロ五輪を控え、旺盛な国内需要が世界経済を牽引するブラジル。更なるビジネス拡大のチャンスが目白押しです。しかし、まだ絶対的に情報量が少ないのが現状。そこで本セミナーでは、中間層のライフスタイルを分かりやすく、ビジュアルで紹介。定量調査では引き出せないブラジルの本質に迫ります。

■プログラム概要
1. ブラジルの今~マクロデータより
2. 中間層の価値観
3. ブラジルデザインの嗜好性とライフスタイル
※ プログラム概要は、変更となる場合があります。

■想定対象者
・ブラジル関連ビジネスの基礎情報を得たい企業ご担当者の方
・ブラジルにて現在若しくは、今後ビジネス展開を考えている企業ご担当者の方
(経営企画、マーケティング部、開発部、デザイン部など)

■概要
開催日時:2013年3月14日(木)
16:00~18:00
申込開始:2013年1月中旬
申込締切:2013年3月上旬
場所:弊社会議室(東京都千代田区)
講演時間:2時間(質疑応答を含む)
※セミナー終了後、1時間ほど意見交換会を予定しております。
定員:10名
※お申込み多数の場合は抽選となります。
参加費:当日現金お支払い 3,000円(税込/1名様)
※領収書を発行します。
講師:トリニティ㈱デザインプロデューサー 深澤 秀彦

出張セミナーも随時受付中!
場所:ご希望企業様へ個別訪問
費用:要御相談
納品物(必要な場合):PDF形式(約30ページ)
※詳しくはお問い合わせください。

お問合せ:トリニティ(株)
Tel: 03-5211-5150 E-mail: info@trinitydesign.jp
トリニティ事務局(岡村・林)まで

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