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2012年 02月 22日 | INDIA | Posted by Hayashi

インドのマーケットを歩いていて、フッと目に止まったグラフィック。何処かで見たことある。フェラーリ、プレイボーイ。

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これらはGK1(東京で言うと青山のような地域)という、デリーでも高級な地区のマーケット。

そのような地区にはこんな物まで売っているのかと、関心してよ~く見ているとなんだか不自然。
後になって写真で確かめるとフェラーリの馬にたてがみが無い、尻尾も下がっている。後ろ足も違うし、FerrariのロゴのFも違う。

今度はハーゲンダッツか......あれっ売っている物が違う。

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ピザにパンにコーヒー、確かにBread & More と書いてある。

ちょっとした間違い探しのようなグラフィックデザインは、どこの国でも珍しいことでは無いが、ロゴを見てイメージした商品と実際の商品との差が独特な気がする。

今度はオールドデリーのマーケット。御世辞にもキレイとは言えないスーツケースにはなんとSONY。

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良い事とは思わないが、明らかに海外のブランドイメージが浸透している事がわかる。
いつの日かインドローカルブランドが、他国にマネされるように変化していく事を期待すると共に、実はその日は、そう遠くないのかもしれないと思った。

Posted by Hayashi

Researcher

イリノイでデザインを学び、米国でデザインビジネスに従事。幅広いアメリカンネットワークを背景に、ヤマト魂もあわせもつ"熱い男"。そのキャラクターを活かして、インドをはじめ新興国でのハードな現場で大活躍。

2012年 02月 03日 | INDIA | Posted by Hayashi

新宿のとある道路沿いのインド料理屋さん、
毎日、爆音で音楽が流れ、入るのに躊躇するほど。

思い出すのが、インドの道路に響き渡る「音」、「音」、「音」。
緊急車両で溢れているかと思う程、クラクションはそこら中で鳴り続け、
耳が慣れるのか、鈍感になるのか、
地元の人は夏ならその道路わきで、昼寝をしている風景を結構見かける。

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これだけ日常的に大音量に接しているインド人にとって、
音をデザインする事は、インドの製品開発に深い関係が有るようだ。

現代自動車では、クラクションの耐久性を高め音量を上げる工夫をし、
ハンドルに装着しているクラクションのスイッチを増やすことで、
販売シェアを伸ばしたそうだ。

それまでも、どんな車もクラクションは大音量の物に交換するのが普通で、
残念ながら騒音公害としては、悪化していると言える。
各都市でも騒音公害は深刻で、ノークラクションデーというのがある。
デリーでは1月1日がその日にあたるが、普段と変わらずというのが実状のようだ。

そんなインド人は、映画も大音量で見る傾向があり、
そこに目をつけたソニーは、薄型テレビに大口径スピーカーを
搭載したモデルを発売し、インド薄型テレビ市場シェア1位に導く功績を残した。
ローカライズで、現地のニーズを的確に捉えた商品展開の一例だ。

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↑ 訪問家庭をした際の写真。スピーカーが大きい。

しかしながら、ディワリ(インドのヒンドゥー教の新年のお祝いで、
別名「光のフェスティバル」とも呼ばれ、10月末から11月初めの
インド歴の第七番目の月初めの新月の日に開催される)には、
パーティでは、夜通し大音量で、ヒンディ映画の音楽を流したり、
使用者のモラルが、問われるマイナスのケースも有るようだ。

今後、インドにおいて音デザインが、騒音公害を改善する方向で活用され、
そうした商品を使うユーザーの意識も変化し、
平穏なインドがいつしか実現する事に期待したい。

Posted by Hayashi

Researcher

イリノイでデザインを学び、米国でデザインビジネスに従事。幅広いアメリカンネットワークを背景に、ヤマト魂もあわせもつ"熱い男"。そのキャラクターを活かして、インドをはじめ新興国でのハードな現場で大活躍。

2012年 01月 13日 | INDIA | Posted by Hayashi

若者の車離れを嘆く一方で、
日本でも車のデコレーション、カスタマイズは大人気。
インドではどうでしょう?

インドの交通事情は、皆さんもう、御察しのように決して良いとは言えません。
はっきり言って悪く、道路のハード面はもとより、ドライブルールという
ソフト面がそれに輪をかけて悪いのが実状である。

自由奔放というのか、ルールに縛られない「運転の様」は、
感動すら覚えるほど。
中央線など、まったく意味を成さず、
クラクションは常になり続け、絶えることはありません。

そんなインドの過酷な道路事情の中で、目に付くのが、デコレーション。
車両の外装に、あれこれ手書きや、ステッカー、ペイントで装飾。
窓には、子供の名前や神様の名前、よくわからない冗談なども手書きされている。

そして独特なのが、昔からの習慣である、神様のダッシュボードへの設置(?)。

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神様を日常の中に取り込む、インドならではで微笑ましい。
商業車両だけでなく、マイカーでも殆どの車がつけている。
祝日には、お花を供える優しさなども印象的である。

これが新車となると、ボンネットにテープで線を引き、
ダッシュボードに幸運の卍が書かれている。

これは事始めには必ずと言って良い程使う幸運のシンボル。
縁起をとても大切にしている。

インドのこの宗教心とデコ心(?)は、おそらく今後デザインにも影響するのか、
はたまた商品企画に生かすべきか気になるところ。

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更に、リアバンパーには、「車間距離を開けてください」、
「(危険な時に)ホーンを鳴らしてください」と、かな~りむなしいメッセージ。
(でも英語で書かれているところが流石、インド)
キズだらけのバンパーは、「装飾」に終わっているのが残念。

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今後、交通事情が良くなるという見込みは皆無だそうですが
(弊社の現地スタッフが、確信もって発言!)、
もし安心、安全な交通事情になった時に、
この神様やデコが消えてしまうとちょっと淋しい感もあり、
ずっとこの喧噪状態が続いてもいいのかな?

Posted by Hayashi

Researcher

イリノイでデザインを学び、米国でデザインビジネスに従事。幅広いアメリカンネットワークを背景に、ヤマト魂もあわせもつ"熱い男"。そのキャラクターを活かして、インドをはじめ新興国でのハードな現場で大活躍。

2011年 12月 21日 | INDIA | Posted by Ozawa

経済発展が著しいインドだが、
街中でも相変わらずのどかに過ごす家畜や犬達を見かける。

去る9月のデリー出張でも、近代的になった空港でタクシー待ち行列のすぐ横で
無防備に寝そべる犬を見て「インドにまた来た」と実感した。

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雑踏の中、平然と寝そべる犬。インドには野良ヤギや野良牛までいる。

ただ、人間と動物の距離が近い一方で、
動物たちが可愛がられているようにはどうしても見えない。
近さと親しさは別物のようだ。日本人の鳩に対する感覚に近いのだろうか。

そこで、子供向け商品等でよく使われるキュートな動物キャラは
インド人には受け入れられるの? 
と、弊社の関連会社であるTSI(Trinity Strategy India Pvt. Ltd.)の面々に
聞いてみた。

・可愛い動物キャラを好むのは年代が限られていて、女の子だけ。

・子供が好きなのは本物よりもアニメ、漫画。一番人気はドラえもんと
 Chota Bheem

・インド人にとって可愛い動物=犬、猫、うさぎ。ただし、幼獣ならその他の
 動物でも可愛い。

・その一方で、インドの動物=不衛生という認識が強い。

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小さな女の子がいるご家庭にお邪魔した際に発見したミッキー&ミニー

インド人の動物観は、宗教・文化的な要素もさることながら、
衛生状況も大きく影響しているようだ。

衛生環境が向上するに従い、インド人の動物に対する感覚も
変化してくるのではないか。
ふとそんなことを考えた。

Posted by Ozawa

Financial Officer

左脳をフル活用し、トリニティメンバーをバックアップ。トリニティ・ストラテジー・インディア設立時の立役者。

2011年 11月 30日 | INDIA | Posted by Ozawa

インドを一言で表すとしたら?

これだと決めるのは難しいが、最初に思いついたのは「混沌(カオス)」。
様々な人種、言語、宗教。人と動物。生と死。保守と革新。
あらゆるものが混然となってインドという国を形成しているように思う。

尤も、全てにおいて秩序が無いのかというとそうではない。

例えば道路の渋滞。ドライバーとライダーは車間を詰め、
我先にと鼻先を突っ込む。
何車線の道路を走っているのかよく判らない事もあり、
日本人の目には混沌以外の何物でもない。

その一方で、渋滞の中に身を置き観察していると、
一定の秩序・ルールがあるのかなとも感じる。

しばしば道を塞いでいる牛も、そういえば幹線道路では見たことがないような。
とはいえ、事故率は日本よりかなり高いと思うが...

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日本人がこの中を運転するのは無謀

初めてのインド訪問(2008年)で、
大渋滞の洗礼を受けた後に下の写真の風景を見た時は、
インドの皆さんには失礼だが「やればできるじゃん」と思った。

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ちと詰め過ぎでは...

日本人が整理整頓まできっちりやらないと気が済まない性分だとしたら、
インド人は「整頓まではやらないけど、最低限の整理はする」と
いったところだろうか。

心地よい「混沌と秩序のバランス」にはお国柄があって、
それがデザイン嗜好の一因をなしているのであろうか。
久しぶりにこの写真を見て、そんな事を考えた。

Posted by Ozawa

Financial Officer

左脳をフル活用し、トリニティメンバーをバックアップ。トリニティ・ストラテジー・インディア設立時の立役者。

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