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2012年 01月 06日 | TURKEY | Posted by Fukazawa

下の写真(ちょっとピンボケですが)は、
イスタンブールの巨大ショッピングモールで見つけた、
ソープディッシュ、コップ、シャンプーボトル
さらにはリネンといった洗面用具類。

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ぱっと見、すぐに気が付くのがその花柄のパターン。
有彩色のものはちょっとバタ臭いが、
白い容器にグレーもしくはブラックでパターンが施されているものは、
フォルムの好き嫌いはあるにせよ、日本やヨーロッパで売っていても
なんら違和感の無いデザインではないだろうか。

とはいえ、この花柄パターン。
イスラム圏のトルコでは何気なく使われているのではなく、
ちゃんと理由が存在している。
実はイスラム教では西暦630年に「偶像崇拝」を徹底して排除して以来、
人や動物を装飾に用いるのではなく、植物(花)や果物、
さらには幾何学図形、文字。
これらを装飾に使うのが一般的となったのだ。

ちなみに、植物(花)でも、
チューリップはトルコの国花であることから
モスクのカーペットなどでもよく使われている。

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花柄というとどこにでもあり、
なにげなく目にするパターンではあるが、イスラム圏では
宗教上のルールと共に進化と発展を遂げてきたものである、
という観点から見ると、その理解の質は随分と変わってくるのではないだろうか。

Posted by Fukazawa

Design Producer

海外のデザイン・トレンドの事情通。トルコやブラジルなど、新興国の情報収集に余念がない。

2011年 12月 16日 | TURKEY | Posted by Fukazawa

イスタンブールの巨大ショッピングモールで見つけたのが、
スマートフォン&タブレット向けの、
色とりどり、素材とりどりの多種多様なカバー類!

t_f01_20111216_01.jpg

ショーケースの中には、シンプルな「パターンモノ」から、
原宿においてあってもまったく違和感のない、
「デコケース」や「キャラクターモノ」が所狭しと並んでいる。

そもそも、スマートフォンやタブレットの類は、
TVや自動車といった今までの工業製品とは異なり、先進国と新興国において、
タイムラグがなく浸透している製品の代表格と思っていたが、
カバーやアクセサリー類といった副次的なマーケットも
しっかりと追従しているようだ。

とはいえ、トルコという国自体が地理的な要素から、
ヨーロッパ的美意識とアジア的な混沌さ・生命感が融合した独自の文化を持つ国。

そういった背景を含めてもう一度よく眺めると、
このスマートフォン&タブレット向けカバーも、
ヨーロッパ的なものからアジア的なものまで、
一通り揃っているように見えてくる。

iPhoneのようなグローバル・プロダクトが世界を席巻し、
facebookのようなSNSが浸透することで、
国や地域を横断した同時代的な価値観や嗜好性が醸成されつつあるが、
こういった、ちょっとしたアクセサリー類に、
その国・地域の文化がにじみ出ていることを考えると、
その国を文化や歴史を理解しておくことは、
いつの時代でもやっぱり重要性なんだな、と思うのである。

Posted by Fukazawa

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海外のデザイン・トレンドの事情通。トルコやブラジルなど、新興国の情報収集に余念がない。

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